【名古屋市】空き家の売却買取業者12選!相場や選び方、事前に確認するべきポイントも解説

名古屋市で空き家の売却や買取を検討している方にとって、「どの不動産会社に相談すればいいのか」「築古や訳あり物件でも売れるのか」といった悩みはつきものです。
放置すれば管理負担や倒壊リスク、資産価値の低下といった問題も避けられません。
この記事では、名古屋市で実績があり信頼できる空き家買取業者を12社厳選してご紹介。
相場情報や会社選びのコツ、売却の流れや事前に確認すべきポイントまで、初めての方でも分かりやすく解説します。

この記事の監修者:
吉岡良太
株式会社Break 代表取締役
不動産賃貸で法人化し2024年初から民泊経営を本格スタート。最初の2戸とも初月売100万超。
2025年3月時点で自社所有の民泊を6室、管理物件を6室運営しています。
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名古屋市で空き家の売却買取におすすめの業者12選

空き家の売却では、対応力のある専門業者を選ぶことが成功のカギです。
名古屋市内には、再建築不可物件や築古物件にも対応できる会社が多数あります。相続や残置物処理など、複雑な課題にも柔軟に対応してくれる業者も存在します。
ここでは、そうした実績豊富で信頼できる買取業者を厳選して紹介します。
株式会社Break

名古屋市を含む東海3県に特化した空き家売却の専門業者。物件調査から売却、再生、リフォーム提案までをワンストップで対応し、再建築不可や老朽化物件にも柔軟に対応可能です。自社による買取も行っており、スピーディーな対応が特徴。
オンラインでの相談にも対応しており、遠方の相続人でも安心して依頼できます。地域事情に精通したスタッフによる的確なサポートも魅力です。
アルバリンク(AlbaLink)名古屋支店
訳あり物件や築古住宅にも柔軟に対応し、名古屋市内での再建築不可物件の買取実績も多数。全国対応ながら地域ごとの特性にも配慮し、独自の販売ネットワークで迅速に再販。難物件を抱える人にとって心強い業者です。
不動産SHOPナカジツ
愛知県全域に店舗を展開し、地域密着の対応力とスピード感が強み。空き家を早期に現金化したい方におすすめで、グループ会社と連携したリフォーム提案も可能。提案力と対応力を重視する人に向いています。
株式会社カチタス
築古物件の買取と再生に強く、空き家バンクとの連携実績も豊富。リフォーム後に自社で再販するため仲介不要。全国対応で、手間をかけずに空き家を売りたい方や、放置物件をまとめて処分したい方に向いています。
株式会社ツインヴィレッジ名古屋
解体や残置物撤去を自社対応できる強みを持ち、築年数や状態を問わず買取可能。名古屋市を中心に対応しており、「使えない物件をどうにかしたい」と悩む所有者にも安心。整理が煩雑なケースに適した業者です。
有限会社桃山エステート
相続・空き家管理・売却をトータルサポート。地域密着で展開しており、丁寧な対応に定評あり。親族との共有名義や相続トラブルなど複雑な背景があるケースでも、安心して相談できる環境が整っています。
株式会社あけぼのリース産業
再建築不可や借地権付きなど、訳あり物件の買取に強み。独自の販売ルートを活用し、柔軟な価格提案が可能。愛知県内での対応実績が豊富で、他社で断られた物件の処分に悩む方にとって頼りになる買取業者です。
株式会社ウィル 大曽根営業所
仲介型ながら自社集客力が高く、早期売却を目指せる体制が整っているのが特徴です。名古屋市全域をカバーしており、少しでも高く売りたい方や、急がず適正価格で売却したい人にとってバランスの取れた選択肢です。
ほしざき不動産株式会社
名古屋市を中心に活動し、最短1週間のスピード売却実績を持つ地域密着型の不動産会社。空き家や古家の査定から売却完了までが迅速で、時間をかけずに現金化したい方にとって魅力的な対応力があります。
株式会社ホームエージェント
比較的新しい会社ながら、地域密着で信頼を集める存在。相続や空き家の初回相談にも丁寧に対応し、名古屋市を中心に柔軟なサポート体制を提供。口コミ評価も高く、初めての売却でも安心できる環境が整っています。
レゴーニ株式会社
相続・法務・管理など空き家に関する課題をワンストップで支援する専門業者。名古屋市に特化し、複雑な権利関係や法的整理にも対応。「空き家を丸ごと解決したい」と考える所有者に適したトータルサポート型です。
ハウスドゥ 名駅店/北区城北
全国チェーンの知名度と名古屋市内のネットワークを活かした対応力が強み。再建築不可や特殊物件にも対応実績があり、地元スタッフによる丁寧なサポートも魅力。ブランド力と信頼性を重視する方におすすめです。
名古屋市の空き家売却で損しない不動産会社の選び方

名古屋の空き家を売却するなら、まずは信頼できる不動産会社を選びましょう。
空き家売却で損をしない不動産会社選びのポイントは、以下の4つです。
- 名古屋市での買取・仲介実績があるか確認する
- 対応エリア・物件種別を明示している会社を選ぶ
- 査定価格の根拠を丁寧に説明してくれる会社が安心
- アフターフォローや相談体制がある会社はより安心
それぞれ詳しく見ていきましょう。
名古屋市での買取・仲介実績があるか確認する
損のない空き家売却のためには、名古屋市での売却実績が豊富な不動産会社を選ぶことが重要です。地元密着型の業者は、エリアごとの特性や需要も把握しています。
さらに近隣の販売事例や、過去の成約価格を基にした具体的な提案が期待できるのも、実績豊富な業者の強みです。
また経験豊富で実績のある業者なら、初めての空き家売却でも安心して任せられます。
対応エリア・物件種別を明示している会社を選ぶ
不動産会社を選ぶ際は、検討している会社の対応エリアや物件種別を必ず確認しましょう。
特に空き家の売却を検討している場合は、空き家の取り扱い実績があるかどうかが重要な判断基準です。
通常の住宅とは異なり、空き家には老朽化や再建築制限など、特有の課題があります。こうした問題に対応した経験が豊富な業者を選ぶことで、売却までの手続きもスムーズに進められます。
ホームページや問い合わせで具体的な実績を確認し、安心して任せられる業者かどうかを見極めましょう。
査定価格の根拠を丁寧に説明してくれる会社が安心
空き家売却では、価格の算出根拠を詳しく説明してくれる業者を選ぶことが重要です。数字だけを提示する業者ではなく、なぜその価格になるのかを論理的に説明できる会社を選びましょう。
優良な不動産会社は、建物の築年数や土地の形状、立地条件、残置物の有無などを総合的に評価して価格を提示してくれます。
丁寧な説明をしてくれる会社は、売却活動でも誠実な対応が期待できるでしょう。
アフターフォローや相談体制がある会社はより安心
空き家売却では、契約成立後のアフターフォローも大切な要素です。空き家の引き渡しまでの間にも、さまざまな手続きや確認事項が発生するためです。
特に初めての空き家売却では、事務作業や引き渡し時に必要な書類など、不慣れな手続きが多く発生します。
こうした手続きについて気軽に相談できる体制がある会社を選べば、スムーズな売却が可能になるでしょう。
名古屋市の空き家売却・買取相場

国土交通省の「不動産情報ライブラリ」にて、名古屋市内の中古住宅・中古一戸建ての価格を編集部が調査したところ、以下のような事例が確認できました。
- 名古屋市千種区 4,900万円 土地135㎡ 建物150㎡ 築年数1996年 木造
- 名古屋市中村区 3,500万円 土地 220㎡ 建物 165㎡ 築年数1998年 木造
- 名古屋市北区 2,500万円 土地 140㎡ 建物105㎡ 築年数1995年 木造
このように、中古物件でもエリアや築年数によって価格相場は大きく異なります。さらに、空き家の場合は立地や建物の劣化状況、接道条件、残置物の有無などによって価格が大きく変動します。査定を依頼する際は、これらの要素も含めて総合的に判断することが重要です。
名古屋市の空き家売却の流れ

空き家を売却する場合、以下の流れが一般的です。
まず物件の名義や相続関係、登記内容を確認します。相続した場合は相続登記を済ませ、売却する権利があることを明確にしておきましょう。
複数の不動産会社に査定を依頼し、適正な売却価格を把握します。査定時には物件の状態や立地条件を詳しく伝え、正確な評価を受けることが重要です。
信頼できる不動産会社と媒介契約を結び、売却活動を開始します。広告掲載やネット公開など、販売戦略を相談しながら進めていきます。
購入希望者からの内覧申し込みに対応し、条件交渉を行います。価格や引き渡し時期などの条件が合意に達したら、売買契約を締結します。
契約条件に従って物件の引き渡しを行い、売却が完了します。残代金の受領と同時に、所有権移転登記を行って、取引終了です。
空き家売却の前に確認すべき3つのポイント

空き家売却の前には、以下の3点を確認しておきましょう。
- 相続登記は完了しているか
- 隣地との境界トラブルの有無
- 残置物や荷物の処分について
それぞれ、詳しくまとめました。
相続登記は完了しているか
相続で取得した空き家を売却する場合、まず相続登記が必要です。相続が発生しても自動的に登記が変更されるわけではありません。相続人が、手続きを行う必要があります。
売却を検討する前に、必ず法務局で登記事項証明書を取得し、現在の名義人を確認しましょう。
隣地との境界トラブルの有無
空き家売却前には、隣地との境界線について必ず確認することが重要です。境界線が不明確だと、買主に大きな不安を与えるケースが多く、売却活動に支障をきたす可能性があります。
売却前には測量図や境界確認書などの書面を確認し、必要に応じて土地家屋調査士による測量を実施しましょう。
残置物や荷物の処分について
空き家内に家具やゴミが残っていると、買主からマイナス評価を受ける可能性があります。購入後に処分費用がかかることを懸念され、価格交渉で不利になったり、購入を見送られたりするリスクがあるためです。
残置物の処分では、リサイクルや処分の方法に規定がされているものもあります。片付けや処分方法がわからない場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
空き家を放置するリスクとは?

空き家を放置すると、以下のようなリスクが発生します。
- 倒壊の危険性がある
定期的なメンテナンスがない建物は、急速に劣化します。雨漏りによる構造材の腐食、シロアリ被害、基礎の沈下などが進行し、最悪の場合は倒壊の危険性も生じます。 - 管理費用と固定資産税の負担
空き家でも固定資産税は毎年発生し続けます。さらに草刈りや清掃、簡易な修繕などの管理費用も必要です。 - 不法侵入や放火などの犯罪に巻き込まれる可能性も
人の気配がない空き家は、不法侵入や不法投棄の標的になりやすくなります。放火による火災リスクも高く、近隣住民との関係悪化につながる恐れもあります。 - 資産価値も下がる
建物の劣化が進むと資産価値は大幅に下落します。売却時期が遅れるほど査定額は下がり、最終的には解体費用が売却価格を上回る可能性もあります。
これらの問題は時間の経過とともに悪化するので、早期の対策が重要です。
名古屋市の空き家売却・買取でよくある質問

名古屋市で空き家売却を検討する際、よくある質問と解決策をまとめました。
古い空き家でも売れる?解体した方がいい?
築年数が古い空き家でも、立地や状態によっては十分に売却可能です。
建物に価値がある場合、リフォームによって資産価値が向上することがあります。特に名古屋市内の利便性の良いエリアでは、古民家リノベーションや中古住宅として需要が見込めるかもしれません。
建物の傷みが激しい場合はどうすればいい?
雨漏りや建物の傾き、シロアリ被害などの状態でも売却は可能です。
軽微な修繕で価値が向上する場合は、修繕を検討しましょう。一方、修繕費用が売却価格の向上分を上回る場合は、現状のまま売却する方がよいこともあります。
買取業者の中には、こうした状態の物件を専門に扱う会社もあるので、まずは専門家に相談してみましょう。
名古屋市で使える補助制度はある?
名古屋市では空き家の有効活用を促進するため、いくつかの制度を設けています。
名古屋市の空き家バンクを通じて、売却希望者と購入希望者をマッチングするサービスを提供しています。また「空き家の発生を抑制するための特例措置」を活用すると、1名あたり最大3000万円が譲渡所得から特別控除されます。
活用できる制度がわからないときは、役場の相談窓口に問い合わせてみましょう。
まとめ

名古屋市の空き家をスムーズに売却・買取するには、地元事情に詳しい信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。
築古・再建築不可・残置物ありといった条件でも、柔軟に対応する専門業者を選ぶことがおすすめです。放置によるリスクを回避し、空き家を資産として有効に活用するためにも、まずは査定や相談から一歩踏み出してみましょう。
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